低価格・加熱脱離チューブ装置付熱分解装置 CDS4000
モデル4000

低価格熱分解装置 モデル4000

CDS はこの度、ローコスト熱分解装置であるモデル4000シリーズを発表いたしました。

モデル4000はCDSの従来モデルである5000シリーズと同水準の信頼性及び精度をもちながら、小型・ポータブルで取扱いやすいサイズに設計されています。

昇温速度の設定については基本的な製品仕様は5000と同様ですが、多段階機能を取り払い単段階熱分解機能にしたことで低プライスを実現しました。


温度は5000シリーズと同様なソフトウェアで設定でき、GCへのインターフェースはどのGCの上部にもドリルで穴を開けたり工具を使ったりすることもなく簡単に装着できるような設計できるようになっています。また装着・脱着作業も短時間で済みます。

試料は5000と同様石英チューブに充填してGCに導入します。プローブは縦に挿入しますので、リボン型やボード型のプローブはご使用になれません。

モデル5000との仕様比較

モデル4000は、モデル5000と同様プラチナフィラメントによる電気抵抗によって温度制御します。昇温速度との仕様は下記のとおりで、モデル5000と同様です。

  • 市販の GCおよび GCMSにインストール可能
  • コイル状プラチナフィラメントの電気抵抗により温度を制御しますのでミリ秒単位の高速または分秒単位の低速の昇温が自由自在です。
    フィラメント温度:1°C刻みで1400°Cまで昇温可能
    昇温速度:0.01°C毎分20,000°C毎秒
    昇温時間:0.01秒から999.99分まで
  • インターフェース部分: 1°C刻みで350°Cまで昇温可能
  • オートGCスタート機能搭載
  • モデル5000では8段階の温度設定ができましたが、モデル4000では熱分解は単段階のみになっています。
    ユーザーが温度設定して自分でスタートさせます。半揮発性物質向けの低温でも熱分解用の高温のいずれからでも設定可能です。
    リモートスタート機能はモデル4000にも引き続き搭載されています。
  • 4000は他のモデルにアップグレードはできません、ご注意ください。
    オートサンプラーやトラップモジュール等の導入が、必要な方はモデル5000シリーズでご検討ください。
  • GCへの接続はインジェクションポート付きのマウントから楽々行えます。加熱トランスファーラインはありません。
  • モデル4000は下図のように縦に挿入するタイプです。従ってモデル5000で使用できるリボンやボート型のフィラメントは誤使用になれません。
    ただし一端を閉じた石英チューブがあるため、液体試料は導入できます。

大型加熱脱離プローブ

モデル4000ではキャンペーン期間中、加熱脱離用プローブを添付いたします。グラムサイズの試料から加熱脱離チューブにVOCやセミVOC試料を充填し、プローブハンドルに装着した後、ニードルアセンブリから試料を挿入します。インターフェースを昇温して試料が加熱脱離してキャリヤーガスによりGCカラムに分析成分が導入されます。これにより4000を単段階の加熱脱離装置としても使うことができます。加熱脱離は溶媒抽出に代わる理想的な分析手法です。また大気分析のために吸着チューブにトラップしたVOC成分を加熱脱離することもできます。吸着チューブは別売りです。

 

GCパイログラム例の中にTenax チューブから直接GCカラムに加熱脱離させたものがあります。 


さまざまな熱分解パイログラム

土壌中の芳香族炭化水素

4000のフィラメントを芳香族炭化水素を含有した土壌500mgを充填した加熱脱離チューブと交換。

土壌は325℃で加熱され、スプリットレシオ100:1でGCに導入されます。

大気中のVOC

Tenaxチューブにトラップした大気試料を325℃で加熱脱離

グラムサイズの試料からおよび加熱脱離チューブからGCに直接加熱脱離させることのできるのはCDSのシステムだけです。

有機成分の土壌、液相、気相試料をサンプリングすることができます。

モデル4000シリーズは多目的溶媒無しのGC導入システムです!

熱分解GCMS分析に関するアプリケーションシート

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