軽元素までの本格分析 EDX 3600H

EDX 3600Hは、卓上型・真空ポンプ付きで軽元素までの本格蛍光X線元素分析ができます。

カタログPDF
EDX Pocket3600Btrans.pdf
PDFファイル 1.7 MB

対応アプリケーション

セメント、鉄鋼、非鉄金属、(コンクリート用)砂利材、RoHS検査に対応します。

XRFの技術が使われているEDX3600Hは迅速かつ正確な分析が可能です。XRFでは低エネルギーのX線によりSi,S,NaおよびMgなどの軽元素を効率良く励起させることができます。また、検査時間も短く検査効率もかなり向上しています。EDX3600HはSDD検出器によりエネルギーの直線性、エネルギー分解能、スペクトルおよびピークバックグラウンド比(SN比)も優れています。また自動スペクトル安定化装置もついているため、データも安定しています。SDDの技術により元のスペクトルを容易に分離できるため、Si,S,Alなどの軽元素の測定精度が向上します。多変量解析により、元素間の吸収や反発効果の影響も極力抑えられます。

EDX 3600Hの特長

1.真空引き機能─従来の装置に比べ、真空システムには利点があります。空気の干渉を除去することでAr以下の元素まで測定範囲が広がるからです。

2.自動切替─煩雑な手作業もなく、コリメーターとフィルターの切替は自動で行われます。

鉄および鉄鋼産業における分析例

[銑鉄]

銑鉄は鉄及び鉄鋼産業の生産プロセスにおいて最も重要な中間品です。銑鉄の質が最終製品の質を決めると言っても過言ではありません。

銑鉄の質に応じて鉄鋼鋼片に加工されるまでのエネルギーや随伴鉱物の使用量が決まります。

X線分析器はこの、銑鉄に含まれるSi, Mn, PおよびS成分を測定することができます。

下図のスペクトルはEDX3600Hによりとった鉄のスペクトルです。

スペクトルを見るとSi,Mn,PおよびSのスペクトル線が明確に出ているのがわかります。そしてスペクトルから元素中の成分量が簡単に得られます。さらに、AlやCr等の随伴鉱物に含まれる元素のスペクトル線もはっきりとわかります。これらも同時に測定されています。

銑鉄検査の測定精度

EDX 3600Hの仕様

名称: 

Skyray 蛍光X線分析装置


モデル:

EDX3600H


使用電圧: 

AC 110V/220V


消費電力:

200W


動作温度: 

15℃から30℃


動作湿度: 

35%から70%


サンプルチャンバー広さ: 

320mm×100mm


寸法: 

660mm×510mm×310mm


重量:

80Kg(真空ポンプ込みの重量)


測定可能元素:

NaからUまで


測定濃度レンジ:

1ppmから99.99%まで

24種類までの元素を同時測定


機能:

セメント、鉄鋼、砂利等の元素分析


表面解析:

各層0.005μmで11層以上


測定精度:

0.05%


試料形態:

粉体、固体、液体


検査時間:

60-200秒


エネルギー分解能:

140±5 eV


管電圧:

5kVから50kV


管電流:

50uAから1000uA


安全面について

EDX 3600HのX線出力に関する仕様は日本国内のエックス線装置構造規格(昭和47年12月4日労働省告示第149号)に準拠しています。

届出について

EDX 3600Hを国内で導入される場合、装置導入の30日前までに所轄の労働基準監督署へ届出が必要になります。

English Japanese